小さな町のタスキ・リレー -第39回片貝町民駅伝-

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9月のお祭りが終わり、ようやく落ち着きを取り戻した片貝町。10月半ばの町民運動会で再び盛り上がりを見せると、11月には町民駅伝大会が待っています。

1ヶ月おきに多くの住民が顔をあわせる機会がある秋。39回目の大会には小学生から50歳代まで、様々なチームがエントリーしていました。

トロフィーを抱えるのは、昨年の王者・結虹会(ゆいこうかい)。開会式で優勝杯を返還。これを争うべく、この2週間ほどは日夜コースの大通りを走る人を多く見かけた。

前日の雨のため、ぬかるんだ地面を避けて小学校の体育館で開会式。準備体操もバッチリ。5区間・総距離12kmの熱い(苦しい)レースが始まります!(マジできつかった)

スタート地点の小学校グラウンド脇は、なかなかの緊張感。点呼中にバイクのおじさんやシニアカーのおじいちゃんが横切って、和む選手たち。タスキはしっかりと斜めにかけている。

打ち上げ花火の音とともにスタート!先頭を駆けるのは、フレッシュさに勝る若いチームたち。高校1年生の橙心会(とうしんかい)が涼しげに集団を先導する展開。

女子チームも必死に食らいつく。表彰は各部門に分かれるが、走り出せば全員がライバルだ。

各中継所では、「もう!?」「まだ来ないのか〜」など自チームの番号での点呼に一喜一憂あり。

自分も同級生チームにアンカーで参加したのですが、いつまでたっても番号を呼ばれない…どこかで力尽きたんのか…。そんなことを思いながら小学生と女性チームに混じって最後まで走者を待っていました(笑

浅原神社も、この日ばかりは颯爽と素通りする。

大通りには、ランナーを応援する町民たちが。声援が力になる、というのは本当です。

声をかけると「この人から見えるうちは歩けない!」という感じで力が(?)湧いて、それが要所要所で続くおかげで、最後まで走りきれるという(笑

時にはゲキも飛ばされます(そんなことない)

手作りうちわを振って応援。15年ほど前は、箱根駅伝っやニューイヤー駅伝さながら、旗を持って応援する方が沿道に沢山いたような気がしてきます。じいちゃんばあちゃんもとりあえず応援に出かける、町の駅伝大会なのでした。

ゴール後の楽しみといえば、チームごとでの打ち上げ・慰労会。それを見越してか、順位と関係ない特別賞には、なんとも気の利いた賞品が。用意したのは、今年のお祭りで50歳厄年の花火を成功させた翼進会(よくしんかい)。「5」にかけて、同級会の部5位チームへの特別賞としたのですが、なんと翼進会、自ら5位になってしまうという^^

繰り上げで輝翔会(きしょうかい、今年33歳厄年の花火)がひょっこりゲット。

レースを引っ張った高校1年生のチームも入賞。大勢の前での初々しい笑顔が印象的です。

35チームが駆け抜けた小さな駅伝大会。普段の生活ではなんてことない距離だと思っていても、走ってみるとさあ大変。町中がコースになるからこそ、思いがけず発見のある体験になります。

鴻巣、池津、八嶋と、町の周縁部をかけるコース設定にも意味がありそうです。当たり前になると分からなくなってくるのが、歴史でしょうか。その辺りもしっかりとタスキ・リレーできるといいですね。

ちなみに我らが同級会チームは、全体順位で下から3番目という…。来年はしっかり練習して、少しは大人っぽい数字を目指しましょう^^;

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「花火のち晴れ」は、花火のふるさと“カタカイ”の日々を記録する日記のようなものです。いつもの静かな朝から、熱狂的なお祭りの夜まで。どこにでもありそうで、世界のどこにもないかもしれない、この町の姿を伝えていきます。

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