「花火の力はやはり人を引き寄せる」

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2017年11月8日 雨

 

11月の雨ってとても冷たいですよね、気温も寒いし。でもなんか嫌いになれないのです。
哀愁というか、地面に落ちた紅葉の葉が雨に打たれている感じとか。とてもさみしい感じがあるけれど、嫌いになれないんです。すみません、センチメンタルなんです。
自分の大好きな曲でGuns n” Rosesの「November Rain」という曲があるのですが

その曲の超要約が「永遠につづくものなんてない、どんなに辛いことがあっても、いつかは終りが来る、そう11月の雨のように。」だから今日もいつかは止むだろうと思っていたのですが、むしろ強まっていきました。あゝ無情。

 

今日は午後から片貝を飛び出しました。というのもお昼休みにちょっと休憩でうたた寝していたら鍬スコ代表 佐藤瑞穂氏より電話があり「午後から面白い人と会うんだけどよかったら一緒に」と。たまにあるパターンなのですが、だいたいこういうときに合う人と言うのは本当に面白い方が多いので。

 

それでお会いしたのが柚木理雄さん。
長岡のMIMATSUでコーヒーを飲みながらお話をたくさんききました。

(奥が柚木さん。手前は毎度おなじみ鍬スコ代表 佐藤瑞穂氏)

元農林水産省の方で今は東京の浅草橋で「Little Japan」というゲストハウスをやっている方。しかし、ゲストハウスといえどただのゲストハウスではありません。
①が減り住居としての需要がない空き家を活用し、増加する外国人旅行者に向けた宿泊・飲食施設「Little Japan」の運営
② 「Little Japan」に宿泊する日本好きの外国人旅行者が日本の何に価値を感じているのか、丁寧に把握し、それを地域の資源と結びつけて、必要とされるモノやサービスを届けるサービスの運営
この2つが主な事業ということで話をたくさんしていただきました。

そして、今回柚木さんは②の方の事業の一環で、結びつけたい地域を探すという目的で新潟に来て、それで面白い地域ありますか?という話になり、片貝が紹介されたという経緯です。

柚木さんは本当に頭の柔らかい方と言いますか、ポンポンアイデアが出てくるんですね。
話がどんどん進んでいくのですが、片貝に興味をもってくれたので、こちらも片貝のこと、現状、面白いところさまざま話をした中で、柚木さんは「民泊」と「花火」にとても食いついて頂いたのかなという印象を受けました。

実際にまつりの日になると親戚をたくさん泊める家が多い片貝なら、宿がなくても人を泊めるということに対してハードルはそんなに高くないのではないか?と民泊ビジネスの話を沢山伺いました。

そして、とにかく花火な町片貝の花火には大いに興味を持っていただき、「花火でプロポーズをするサービス」など、いいねーなんて話をたくさんしていました。「それで毎日花火があがっていたらそんなに面白いことはないね」と。

面白い地域を探している柚木さん。一つの基準はその地域の面白さや特徴が以下に「尖っているか?」ということ。片貝はそういった意味ではかなり尖った町なのではないでしょうか?これからも面白そうなことあったらしましょうということで、お開きになりました。今後ともお付き合いしていきたい方です。お話いただきありがとうございました。

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新潟県小千谷おぢや片貝かたかい町は
世界最大の花火が打ち上がる
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「花火のち晴れ」は、花火のふるさと“カタカイ”の日々を記録する日記のようなものです。いつもの静かな朝から、熱狂的なお祭りの夜まで。どこにでもありそうで、世界のどこにもないかもしれない、この町の姿を伝えていきます。

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