「〇〇会とか△△会って何なの?」問題につきまして

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ワタクシからご説明させてください。

片貝の花火を見ていて気になることといえば、花火アナウンスでも絶叫連呼される「〇〇会」「△△会」「◇◇◇会」といった団体名ですよね。

(〇〇会って何?)(スポンサー?)(え、なんか危ない団体?)(さっき、トナカイって言ってなかった?)

などなど、気になってまともに花火も見れないですよね?(どーん)

実は「〇〇会」というのは、花火を打ち上げる同級会(同級生たちの集まり)の団体名なんです。

片貝では、町に唯一の中学校を卒業する15歳の春に、青春をともに駆け抜けた同級生たちと「同級会」を結成します。その時に自分たちで名付けるのが、例の「〇〇会」。

つまり、クラス会。ぜ〜んぜん、危なくないですからね!どの会も。(それは会にもよるという人も…?笑)

そんな感じでこの春、学び舎を巣立つと同時に、新たに結成されたのが第72回卒業の桜華会(おうかかい)。

同級会名には、「一人ひとりが咲き誇れるように」との願いが込められているのだとか。ええ名前!ですね〜

41人の彼らはこれから遠い未来に還暦を迎えるまで、この「桜華会」という名前の元に集い、記念の花火を打ち上げていくわけです。

そんなフレッシュでトレンディな桜華会の門出を記念するように、2月28日、片貝中学校で同窓会入会式・木遣り講習会が行われました。

学年ごとの同級会を束ねる親組織「片貝中学校同窓会」が主催し、同窓会の一員として新同級会を歓迎する恒例イベントです。(自分たちの時が懐かしいですね…)

その行事のメインは、先輩をお招きしての記念講演。

今年は昨年33歳厄年のスターマインを打ち上げた輝翔会(きしょうかい)から、浅田洋平さん(三組)がようこそ。

浅田さんは、片貝中陸上部時代からめっぽう足が速く、駅伝の名門・中越高校→拓殖大学4年時に箱根駅伝出場→社会人・(株)セキノ興産でニューイヤー駅伝出場というヤバめの経歴をもつイダテン!

「自己実現と目標達成のためのヒント」という演題で、意外にもチームスポーツな駅伝半生のエッセンスを随所に語ります。

「厳しい練習も仲間がいたから乗り越えられた」という言葉は、卒業を前にした中学3年生にはけっこう響くものがあったでしょう。

(巷で流行っているTT兄弟のネタの元祖は僕たちの頃の拓殖大なんです、という秘話?には桜華会もくすり笑)

ところが駅伝の話で終わらないのが、片中同窓会のすごいところ(笑

仲間で一つの目標に向かう重要さを説いた直後、「やっぱり片貝のお祭りがその最たるもの」というスライド展開。

昨年の9月に浅田さんたち輝翔会が打ち上げた33歳厄年満願のスターマインが、何よりのメッセージでした^^

合わせて行われた木遣り講習会。これから花火打ち上げのたびに肩を組んで歌う、あの奉納歌です。

(ヤバい、絶対にしごかれる!という緊張感も…)

それもそのはず、”正調木遣り”の総本山・片貝伝統芸能保存会さんが本格的な指導、と思いきや1発目を一緒に歌ってみて「上出来だね」とニンマリ。(桜華会すごい…しかも音頭取りの男子が2人もいるなんて..)

オペラ歌手並みの声量とも言われる神林さん曰く「皆さんには5年生以来の指導だけども、いいねぇ」と、師匠たちの教えを忠実に守っていたからこその高評価だったようです。

歌詞もかなり長いのですが、歌い続けるうちにカンペなしでも行けるようになるからあら不思議。

(大人になると、酔いと勢いに任せてぐだっと歌ってしまう人もありますが…笑)

自信たっぷり&保存会さんのお墨付きだから、きっと心配いりませんね。

桜華会の皆さん、ご卒業おめでとう!そしてご入会おめでとうございます^^

この記事を読んだみなさんも、5年後に彼らが成人の花火を打ち上げるのに遭遇したら、ぜひ応援してくださいね。彼らにとっては”人生最初の花火”なんですから。

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世界最大の花火が打ち上がる
4000人ほどの小さな町です。

「花火のち晴れ」は、花火のふるさと“カタカイ”の日々を記録する日記のようなものです。いつもの静かな朝から、熱狂的なお祭りの夜まで。どこにでもありそうで、世界のどこにもないかもしれない、この町の姿を伝えていきます。

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