わたしの片貝まつり2019~晴笑会~

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気づけば片貝まつりからひと月。

袖は長くなり、冷房から暖房へ。

 

ひと月も経ってしまいましたが、私(たち)の片貝まつりを振り返ります。

 

片貝町民のお祭り人生は、小若(~15歳)に始まり、若(~25歳)、小若世話人(26歳)まで、町内の括りでお祭りに参加することになっているが(成人を除く)、私たち「晴笑会」は昨年小若世話人を終え今年、同級生の有志で花火をあげることに決めた。

 

成人ぶりの同級生での花火を見るためには、すべての準備を自分たちで行わなければならない。

 

事務所はどこにするか、

山車となる大八車はどこから調達するか、

活動資金はどうやって集めるか、

当日の経路はどういうルートで回るか、

予算はいくら?必要な道具は?どういう山車をつくる?など

話し合う内容は多い。

 

27歳にもなれば、県外で仕事をしている人、結婚し子供が産まれた人など、平日開催のお祭りになかなか帰ってくることができない同級生もいる。

せっかくやるなら大勢がいいし、楽しいお祭りにしたい。

その気持ちで話し合いを何度もする。時には意見の食い違いもあるが、保育園から一緒に過ごしているおかげでちょっとのことでは関係に亀裂は入らない。

 

気温が上がるにつれて、準備にも力が入る。

結婚や仕事の都合で、若の頃のように毎日は集まれないため週2で集合。

 

 

準備期間の約1か月で、山車づくりや各町内への挨拶まわり、経路づくり、会計、花火打ち上げ時に読まれるメッセージの作成など。ほとんどすべてがDIY。

 

9月10日には無事間に合った。

事務所の前で集合写真。

片貝の老舗染織工房、紺仁さんで作った鯉口シャツ。晴笑会のテーマカラーの青が晴天に映える。

当日のお囃子演奏も山車を引っ張るのももちろん自分たちで。

同級生の各家庭を回り(門付け)、木遣り唄をうたう。

半日に渡る長丁場のため、同行できない同級生も事務所に顔を出してくれたり、差し入れを持って会いに来てくれたりする。旦那さんや奥さん、子供を連れてきてくれたりするのも嬉しい。

 

片貝中学校を1クラス37名で卒業した晴笑会だったが、人手は不足しなかった。

当日は気づけば県内外から同級生が20名程が集まってくれていた。

 

夜、ついに浅原神社に辿り着く。

実は晴笑会の事務所は浅原神社から徒歩1分のところにあるのだが、同級生の家を回っていたら5時間かかった。

 

この日、何度も唄った奉納木遣。神社の境内で唄う頃には喉がよく開き、一番良い声が出る。

 

この後屋台置き場に山車を置き、桟敷席のド真ん中にあるお立ち台で花火を見た。

ちなみに、花火に夢中になっていたため写真は誰も撮っていなかった…

 

打ち上げた花火は尺玉2発。10秒程度で終了。

この10秒のための約1か月。個人負担1万5千円。

 

片貝町民は花火のために平気で、時間とお金を費やす。「もったいない」とは思わない。

(とはいえ、睡眠時間と生活費は削られ、当日は仕事を休まなくてはならないので生活に支障は大いにある。)

あと11か月でまたお祭りがやってくる。

わたしの片貝まつり、来年はどんなお祭りになるのだろうか。

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