町を “飛べ” ! -40回目の町民駅伝大会-

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11月10日(日)、片貝町ではある「会」が開かれておりました。市長に国会議員(それも元新潟県知事)、県・市議会議員などなど、お歴々の皆さんが軒並みそろったこの集まり。なんだと思います?

なんとこれ、駅伝大会なんです。小さな町の。それも40年前から続くという…!れっきとした「第40回片貝町民駅伝大会」(片貝町体育協会主催)があるんですよ!

第1回大会は昭和54年のこと…。当時のコースは未舗装も数箇所あり、参加チームは11チームだったとか。令和の時代を迎えたこの記念すべき40回大会は、小学生から70歳のランナーまで、総勢32チームが駆け抜けました。

秋色が深まってきた町をかけるランナー!高校生と小学生が勢いよく飛び出した。

ちなみに、この町のお年寄りの方に言わせれば、「走る」ことは “飛ぶ/跳ぶ” と言うのがスタンダード“あこんちんこはよくとぶがいのぉ〜”というセンテンスが聞こえてきたら、それは「あそこのお宅のお子さんはとても足が速いんですね〜」という、しみじみとした意味合いになってきます。

「飛ぶように走る」というニュアンスを言う時は、すこし注意が必要ですね。

5区間計12kmの道のりは、片貝小学校をスタート/ゴール地点として大通りから鴻巣、池津、八島を経て町全体を駆け抜けるコース設定。

1区→2区の中継地点にまず現れたのは、スタートからトップを独走した現役高校生の同級会・橙心会(とうしんかい)。さすが、昨年の優勝チームです。

続け!とばかりに大人も猛追。若さだけに負けてられない飛脚自慢の面々が追い上げていきます。

小学生たちも頑張る!今回、「リーチJr」というチーム名の、明らかにラグビー”にわかファン”な小学生男子たちもありました(笑) チーム名のセンスの良さで表彰できるなら、W杯さし上げちゃいたいくらいです。(筆者がかつて小学生だった頃、同級生と走ったチーム名は、「かあちゃん」でした笑 センスが地方予選敗退レベルですね)

来年成人を迎える兎龍会(うりゅうかい)の会長も走り切りましたが、ダウン。朝走るのきついよね。そんな年頃と言えるかも。

27歳になった我らが晴笑会(せいしょうかい)はというと、中盤からやや後ろくらいの順位でようやくタスキをリレー。20歳の頃から毎年出場を続けてきて、おじさんになってもよく頑張ってるほうだと思うので、誰かほめてやってください(笑)

何はともあれ、この記事を書いている私もアンカーの5区を走ったため、この後のシレツなデッドヒートの顛末は、皆さんは知る由もないでしょう。

残念ながら写真が残っていませんが、走っていて感じたのは、沿道から「がんばれ〜」と声援をくれる町民の皆さんの多さとありがたさ。ほんと、声をかけられた瞬間って、いつ歩こうかな〜とばかり考えちゃう辛さを忘れると言うか、元気がふっと出てくるんですね。

優勝は終始リードし続けた高校生チーム・橙心会。5人総じて走力の高さを見せつけ、2連覇と言う結果にも、爽やかないい表情の面々でした。

おめでとう!君たちなら空も”飛べる”はずです。

(うっすらと裏返しに見えている歴代優勝チーム名。バスケや駅伝で鳴らした俊足たちが揃った「ロボコン部」もなかなか秀逸なチーム名でした。)

(副賞のビールはもちろん、ジュースに交換されて祝杯をあげたそうですよ〜)

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