2021.01.27
当初1月10日に予定されていた片貝町の「塞の神」行事は、大雪の影響で2月14日(日)まで延期に。雪国の小千谷市内でも比較的雪の少ない地域と言われる片貝でも、一時2mを超える積雪量となりました。
冬の厳しさが身にしみた今日この頃ですが、雪のおかげで目撃できる美しい光景もあります。
例えば、早朝の朝焼け。もちろん一年を通して美しいのですが、一面の田園が白一色になった中、鮮やかなグラデーションで朝を迎えて行く光景は、寒く凍った真冬の場合、格別です。もし自分にも上手に写真を撮れたら、北欧の景色といっても遜色ないくらいの厳かな自然美を残せるはず。いつもそう思いながらも、一刻を争う平日の朝。足を止められずに車を走らせてしまいます。
余裕のある朝って、どうやったらいいんでしょうかね。永遠のテーマです。
ということで、しっかりとした写真はご紹介できず。
冬の新潟に滞在するときはぜひ、いつもより少し早起きしてみてください。寒さと静けさが頭の中までクリアにするような、素晴らしい朝焼けに出会えるかもしれません。
清少納言も「冬はつとめて(冬は早朝!)」と1000年も前に断言しています。
「花火のち晴れ」は、花火のふるさと“カタカイ”の日々を記録する日記のようなものです。いつもの静かな朝から、熱狂的なお祭りの夜まで。どこにでもありそうで、世界のどこにもないかもしれない、この町の姿を伝えていきます。