2021.03.24
やっと積雪計が0になりました。
豪雪エリア最北端の片貝では、梅の花がまもなく満開を迎えようという頃。
関東ではすでに桜が咲いている頃ですが、3月20日の春分を越えて、やっと本格的な春が雪国にもやってきました。
24日には、片貝小学校の卒業式が挙行され、子どもたちが巣立っていきました。
小中学校の児童・生徒数減少の状況は全国の多くの地域と同じです。
それでも、お祭り好きな片貝っ子は、単純な人数以上に頑張っているように思います。
持ち前の結びつきの強さや、ライフイベントとして周期的に片貝まつりで集う機会があることなど、
これからもこのまちの強みにしていけたら良いですよね。
卒業した後も、何かと母校と接点が多いことも、この地域の特徴のような気がしてきました。
こうして、卒業式の朝に正面玄関を写真を収めるくらいには、近い距離に住んでおります。(個人的な接点…)
片貝小学校の校歌にも歌われる八海山。雪の残る越後三山を残して、すっかり春らしい姿に。
6年生として最後の「♪ 八海山の峰高し~」が響いたことでしょう。
もちろん、門出を祝う花火の祝砲が今年もまちに鳴り響きました。
雪解けしたここからは、一層楽しみな季節です。まちのじいちゃん、ばあちゃんたちがソワソワしだしている頃です。
畑に田んぼに、山菜に。パンデミックから早くも1年が経過して、あらためて自然の恵みがまぶしい春です。
「花火のち晴れ」は、花火のふるさと“カタカイ”の日々を記録する日記のようなものです。いつもの静かな朝から、熱狂的なお祭りの夜まで。どこにでもありそうで、世界のどこにもないかもしれない、この町の姿を伝えていきます。