2018.02.11
2月13日(日)雪時々晴れ
今まで散々「雪」との戦い、”豪雪奮闘記”を書いてきたような気がします。
もう、いいよ。正直筆者、雪に対しては何も感じなくなりつつあるのが正直なところの本音で、朝除雪したり、写真撮ったりとかしても、何も感じなくなりつつあります。というか、「これは雪だ!」とか思いながら除雪とかあまりしないか、、、
しかしながら、散々戦う戦う言っていますが、「雪と戯れる」という矛盾してるけどそういった願望も持ち合わせていたりします。
喧嘩ばっかりしててもね、と
そういったタイミングであったのが、市民の家おぢゃ~るにて行われた「山本山雪遊びフェスタ」
における鍬とスコップ「みんなでつくろう!雪の四尺玉つくり」
その名の通り、雪で四尺玉を作ります。
雪で四尺玉。こんなことを言っては情緒ないですが、要は直径120cmの雪の大玉をつくるということ。
昔は雪だるまとか作って無邪気に遊んでいた筆者。ふと、「簡単じゃん、、、」と思ってしまっていました。コロコロ転がそう~とおもって軽い気持ちでいました、会場につくまでは、、、
用事があって遅れて会場に入った私は、あるものを見てびっくりします。それがこの「型」
この型に雪を沢山つめている光景が目の前に飛び込んできます。あくせくと鍬スコメンバーと小千谷JCの方々が一緒にバケツやソリに雪を詰めてこの型に流し込んでいました。
「中に入って踏み固めて!」と言われ中に入り絶え間なく流し込まれる雪をとにかく踏み続けました。こうして雪をマックスまで踏み固めたら型を外すと四角い雪が姿を現します。(ちょっと感動していて写真取り損なった、、、)そしたら、ひたすらスコップや木コテで雪を削る!
削る!(遠目で見えづらいかもしれない、、、)
どこまで「丸」に形を近づけることができるか?ここは片貝町民としてはこだわりたい所。実際に何回か見せていただいた本物の四尺玉もきれいな丸い形をしていました。あれくらい綺麗に綺麗に!と頑張って木コテで削っていたのですが、どうも自分が削ったのは綺麗な丸にならず、、、ガンバってこだわって作ったのですが、途中で「うん、丸い丸い」とどこか自分に言い聞かせてごまかしていたと思います。
そうして、後は好きなようにペイントを施し、完成です!
実は全部で4つもつくったんですね、一つひとつ、個性ある四尺玉ができました。
おそらくいちばんベーシックな四尺玉。しかしながら、ショッキングピンク色の「四尺玉」が目立ちますね
四尺玉 五輪仕様。五輪のマークの色が揃っていないのはご愛嬌。いろんな色のスプレーをとにかく水玉模様に吹きまくったのは結構気持ちよかった。
何とも言えない顔をしている四尺玉。鍬スコ、瑞穂氏がさらっと生み出した顔。なんだか悲しいんだか、疲れたんだか、ちょっとした哀愁を感じる作品でございます。なんか名前をつけたいなと会場にいる間ずっと思っていましたが、中々ネーミングセンスのない私、
いい名前が思いつきませんでした。
サイケデリック四尺玉。もはや四尺玉ってなんだっけ?て思ったのですが、そういったオリジナリティ溢れるものを作り出せるのが今回のこの雪で四尺玉をつくろうというイベントの醍醐味だったのかなと思います。こういった個性やキャラクターそれを片貝の四尺玉に乗せて表現できたというのは、鍬スコとしても本懐であったのかと。このショッキングピンクに染まった四尺玉を一人呆然と眺めながら思うのでした。
そして、今回のイベントを経て「四尺玉つくったことあります!」ということができます!もちろん冗談として!
雪と戯れるのは悪いことではないなと思った週末でした。少し雪と仲良くなれてよかったなと。しかし、もう降らないでほしいという願いは相も変わらず、ですが、いいイベントだったなと筋肉痛の痛みとともに振り返るのでした。
それでは
「花火のち晴れ」は、花火のふるさと“カタカイ”の日々を記録する日記のようなものです。いつもの静かな朝から、熱狂的なお祭りの夜まで。どこにでもありそうで、世界のどこにもないかもしれない、この町の姿を伝えていきます。