2018.05.16
暑くなりましたね。ふと温度計に目を向けると29℃もありました。
季節の変わり目なのか、最近つきはじめた冷房にまだ身体が順応できていないのか、時々くらっとしてしまうのが悩みです。
しかし、気温が上がると感覚として自然が近くなる気がします。
草木が生い茂り、田んぼには苗が植えられはじめ、畑には収穫間近の野菜がちらほらと。
目に見える自然の変化が随所に見られて、それをみて少し季節を感じる。
季節の移ろいを楽しむということを、もっと楽しむことができるだろうなと思うのです。
そう思うと、自然にはもっと意識的に目を向けなければと思い、お昼と夕方にそれぞれ少しだけ外を歩くことに。
場所は片貝バイパス周辺の片貝における田園地帯。水が張られている田んぼ、田植えの風景、畑の風景、町場の方にいてはわからない世界がそこにありました。
延々と広がる田んぼを見ていた時ふと
「田んぼフェチ」
という言葉を最近誰かから聞いたなということを思い出しました。
「田んぼフェチには5月のこの田植えの季節が楽しくて仕方がない!あぜ道を歩くの最高!」と
マニアックな趣向だ、という印象が強くあり、思い出したのかも知れません。
でも、なんか分かる!と思ってしまったと言いますか、あぜ道を歩きたくなる気持ちに共感して歩いてしまっていた自分がいます。田んぼの鏡ののような風景。アメンボなのか風なのか、微かにおきる波紋。風になびく苗。あぜ道で見とれていました。鏡のような、水の張った田んぼは写真に収めると、一瞬何の景色なのかわからないのがまた、いいな
と思って写真を何枚か撮りました。
夕方はやや温かみのある色に
昼間はグラデーションを交えた綺麗な青に見えたり。
苗が植えられている田んぼは、また違ったように見えるのが面白いといいますか。本来の姿といいますか。
色々みとれているうちに、自分も「田んぼフェチ」になってきそうです。
意外と奥深い世界なのかも知れない気がします。
片貝において、この植えられた苗がこれから育っていくことは、9月のまつりが近くなっていくことでもあります。
たまに田んぼを見に行き、その成長を楽しみながらまつりのへの気持ちを醸成していくのも、片貝における日常の楽しみ方の一つだったりするのかも知れませんね。
意識的に自然に目を向けるのはやはり大切なことですね。心がけていきたいです。
それでは
「花火のち晴れ」は、花火のふるさと“カタカイ”の日々を記録する日記のようなものです。いつもの静かな朝から、熱狂的なお祭りの夜まで。どこにでもありそうで、世界のどこにもないかもしれない、この町の姿を伝えていきます。