2018.05.22
先日、田畑を回って写真に収めているなかで「田んぼの魅力」といったものに少し惹かれてしまった私ですが、
時すでに遅し、気づいたらもう既に「田んぼフェチ」になっていた。
ただの田んぼでしかないと思っているその風景には、見方をかえると少し変わった見え方ができてくるんじゃないかなと思って片貝のありとあらゆる田んぼを回って写真を撮ってきた。いざ撮ってみると、その場所場所で特徴が出るものだなと思った。
今回僕が回った場所MAP
北と南と西と東と主に4か所で撮ってきた。
それぞれ写真を貼っていくと
「越路原」
片貝の裏山に広がっている田園地帯。ガスと石油の産出量が豊富で工場やプラントが多数散在している。
ここの何がポイントか?というと、北に目を向けると越後平野を見渡せるというところ
少しかすんでいるからあまり見えなかったけど、弥彦山をはっきりとみることができる。
遠くばかりに目を向けて景色にみとれて、ふと足元に視線を下げると、風になびく植えられたばかりの苗がしっかりと地面に結びついている。
「八島」
片貝の北部、長岡に面している町内だが、ここの魅力とは何かな?というと
「鉄塔」
だと思いました。
鉄塔と田んぼを組み合わせると少しだけアーティスティックな絵になる。
人工物から自然を覗く、でも実は田んぼも人工物。そのことに意外と気づけない。
北に目を向けて
水面が風で揺れている。この鉄塔はどこまでつづいているのかなとずっと目で追ってみると、柏崎の原発の方向にずっと伸びている。定かではないのではっきりは言えないがそんな気がする。片貝も原発に意外と近いことに気づく。
「池津」
八島を抜けて高速道路をくぐると、そこは池津というところになる。
池津の特徴ってなんだろう?ってちょっと心配だったけど、よく見るとやはり発見がある。
田んぼの隅に何かあると思い目を向けると、こんなものがある。他の場所ではあまり見なかった絵だ。これがいったいなんなのか?調べてみるとはっきり断言はできないけど、おそらく「藻」だろうとのこと。
藻は田んぼにとって田んぼの水の中で生えてくる草が成長するのを抑える効果があるらしい。ただの淀みとかでなくてよかったなと安心するのであった、これが本当に藻なのかはわからないが、、、
帰り際に見つけた看板。今回初めて見つけた。看板があるということは蛍がたくさんいるのかな?って。藻がたくさんいるということは自然があふれている証拠なのかもしれない。
「鴻巣」
最後に、池津をでてずっと南に向かい、鴻巣地区にたどり着く。
鴻巣の田んぼはとても茶色い。よく見ると水が濁っているわけではなく、水がとても透明であった。
写真を撮れば撮るほど、田んぼフェチにどんどんとのめりこんでいくのであった。
今日の写真はほとんどが自分のフェチ故の自己満で撮ったものがすべてで、変わり映えのない写真ばかりだなと思う方も少なくないかもしれないが、すこし立ち止まってそれぞれの田んぼの個性や特徴、良さだったりに着眼してくれたら幸いです。
愛が深い、、、それもまた一興ということで。
それでは
「花火のち晴れ」は、花火のふるさと“カタカイ”の日々を記録する日記のようなものです。いつもの静かな朝から、熱狂的なお祭りの夜まで。どこにでもありそうで、世界のどこにもないかもしれない、この町の姿を伝えていきます。