2018.06.19
片貝町唯一の中学校である片貝中学校。
この学校の卒業生は学年ごとに「同級会」をつくり名前をつけます。
「第○○回卒業△△会」といった具合に。
この「△△会」が一生背負う名前になるわけですが、
何せ中学3年生がつけた名前なもんで大人になって後悔する学年もあるとかないとか。
(ちなみに私が所属するのは晴笑会(せいしょうかい)という名前。いい名前だと思っているけど、似た音の同級会が多くて申し訳ない気持ちになります。)
そんな同級会の数は70を超え、総勢何人かはわかりませんが、
70以上の同級会をひっくるめた同窓会では毎年、当番幹事が決まっておりその学年が企画した催し物を行う『同窓祭』を開催しています。
今年の同窓祭も先日行われました。
(↑第1部は同窓会総会、第2部は同窓祭という日程)
今年は第40回卒業『鳳凰会(ほうおうかい)』と第52回卒業『翡翠会(ひすいかい)』が幹事で、
開催内容は、(有)片貝煙火工業の本田和憲さんによる、テーマ『花火と私』の講演会。
ご存じのとおり片貝まつりでも花火を打ち上げる、片貝煙火工業の専務である本田和憲さんが鳳凰会所属ということで今回の講演会が実現しました。
自身の生い立ちから、片貝煙火工業の元となった『黒崎煙火店』のお話、和憲さんのお祖父さんにあたる『お祭り善治』こと本田善治さんのお話など、昭和62年に本田家に密着したテレビ番組の映像を流しつつ解説してくださいました。
(↑四尺玉について語る祖父善治さんと、それを解説する孫和憲さん)
それから花火の基礎知識や花火の種類や名前の付け方、いま流行りの花火の話などなど…
いつまでも聞いていたい充実の講演会でした。
祭りには花火があるのが当たり前。
開いて当然の四尺玉。
と思ってしまっていました。
そんなことなく、試行錯誤と努力の連続で成り立つものでした。
そんな努力に感謝しつつ、今年は花火をじっくり見たいと思います。
今年も片貝まつりは9/9,10。
その前には同県柏崎の花火(7/26)も片貝煙火工業さんのお仕事。
仕事柄、ご招待していただくので(めちゃめちゃ良い席!)毎年観に行っているのですが、海の花火も圧巻!
こちらもぜひ多くの方に観ていただきたいです。
まったく関係ないですが、今回同窓祭に出て気づいたこと。
いつの間にか片貝中学校を卒業して10年が経っていました。
片貝の大先輩方には、「まだまだ若ぇよ」と言われそうですが…
歳をとったなと思いました。
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「花火のち晴れ」は、花火のふるさと“カタカイ”の日々を記録する日記のようなものです。いつもの静かな朝から、熱狂的なお祭りの夜まで。どこにでもありそうで、世界のどこにもないかもしれない、この町の姿を伝えていきます。